こまかいことは知らんけどな

個人的な備忘録。競馬と愛猫のことが多いかな。

ウマ娘の登場馬を調べたら1990年代が異様に多いのはなんでだろう?

ウマ娘を調べています。

スマホゲームは、ボチボチ育成をしております。毎月ガチャの大盤振る舞いイベントがあれば良いのになぁ。。

アニメも、スペシャルウィークが頑張るシーズン1、メジロマックイーンVSトウカイテイオーのシーズン2を見ました。見ていると実際の競馬の歴史と混同して、なんか困惑するシーンもありましたが、全体的な感想としては「青春ですね。」といったところでしょうか。

ウマ娘のゲームは、競馬ゲームではなく美少女育成ゲームであると思っていますが、登場する馬の年代に凄い偏りがあるなーってのを感じておりました。美少女育成ゲームだから、実馬の戦績とか当時の競馬歴史背景とかは関係なくゲームは進んでいくんでしょうが、「もしかしたら、ターゲットとしたい世代にあわせて馬を選んでる?」と思ったのでちと調べてみました。

抜け・漏れがあったらすいません。。

 

1970年代 1頭

マルゼンスキー

1980年代 12頭

ミスターシービー・シンボリルドルフ・シリウスシンボリ・タマモクロス・イナリワン・オグリキャップ・ゴールドシチー・ヤエノムテキ・サクラチヨノオー・スーパークリーク・バンブーメモリー・メジロアルダン

1990年代 40頭

アイネスフウジン・メジロマックイーン・メジロライアン・メジロパーマー・ダイタクヘリオス・イクノディクタス・トウカイテイオー・ツインターボ・ナイスネイチャ・ミホノブルボン・ライスシャワー・ニシノフラワー・マチカネタンホイザ・ナリタタイシン・ウイニングチケット・ビワハヤヒデ・ユキノビジン・ナリタブライアン・ヒシアマゾン・ビコーペガサス・フジキセキ・マヤノトップガン・マーベラスサンデー・ヒシアケボノ・エアグルーヴ・シンコウウインディ・サイレンススズカ・マチカネフクキタル・メジロドーベル・シーキングザパール・タイキシャトル・スペシャルウィーク・セイウンスカイ・キングヘイロー・エルコンドルパサー・グラスワンダー・テイエムオペラオー・アドマイヤベガ・メイショウドトウ・ハルウララ

2000年代 13頭

アグネスデジタル・エアシャカール・アグネスタキオン・マンハッタンカフェ・ファインモーション・ゼンノロブロイ・スイープトウショウ・カワカミプリンセス・ウォッカ・ダイワスカーレット・スマートファルコン・ナカヤマフェスタ・トーセンジョーダン

2010年代 3頭

エイシンフラッシュ・カレンチャン・ゴールドシップ・キタサンブラック・サトノダイヤモンド

 

ウマ娘に登場する馬ですが、1990年代の活躍した馬が圧倒的に多いのです。近年は利用許諾がとれない馬主の活躍馬が増えてきているのかもしれませんが、偏りが凄いなぁと思ってました。

例えば、1992年に20歳〜30歳だとすると、2022年で、50歳〜60歳ですね。美少女アイドル育成ゲームで20代〜30代をターゲットに開発しつつ、それより上の世代は歴史を彩った名馬をキャラクターにすることで攻めるマーケット戦略なんでしょうか。

そんなことを考えながら、なんか、統計資料はないやろかと探していたところ、衝撃的なデータを発見!

gamebiz.jp

また、 この施策の影響はアクティブユーザーの性/年齢構成の変化として表れました。 12月27週のアクティブユーザーは20代男性を中心とした構成でしたが、 12月27週に参加した【新規ユーザー】は、 40代以上の男性が目立ちます。 これは年末年始でテレビCMを見る機会が増えたこと、 また、 この世代に近い吉田鋼太郎を起用したことで、 ゲームに対して親近感が湧いたことなどが理由であると考えられます。 【グラフ2.】

とあります。

記事のグラフを見ると、昨年末の新規アクティブユーザーで、40代、50代がギューンと伸びてますねぇ。

そこから先の変動が知りたいところですが、年末年始の大盤振る舞いの次に、1周年記念でも同じように大盤振る舞いをしていたので、同じような動向を示しているのではないかと思っております。

キャラクターが可愛い、人気の声優を起用している、育成ゲームの内容が奥深いのは、20代〜30代のゲーム世代に刺さり、従来はそのようなゲームをしなかった高齢層には、「昔競馬やってたときに走ってた馬ですよ、ダウンロードしてキャラクター見てくださいな。」と馬名でアプローチしてるんでしょうか。

全体のプロジェクトを進行している人が、恐らくは同世代で、1990年代に熱く競馬をやっていて、その年代の馬に思い入れが強いだけかもしれませんが、なーんか、そんな戦略を組んでる気がしたので記しておこう。